【危険な】SDカードの抜き差し
パソコンにSDカードのスロットが付いていない場合は、どうするか?方法はあります。外付けの「カードリーダー」を使います。
カードリーダーは、SDカード専用というものはどちらかと言えば珍しくて、SDカードの他に、メモリースティック、XD、CFなどに対応したカードの差込口がいくつかついているマルチカードリーダーになっています。
パソコンに接続する端子は、USB3.0のものが主流で、USB Cタイプのものもだんだん増えています。USBの古い規格のものも売られていますが、カードの方も大容量でスピードの必要なものが増えていますので、ちょっと高くても、なるべく新しい規格のものを購入するといいでしょう。
カードリーダーには、アクセスランプという小さなLEDランプがどこかに1個以上ついています。
LEDランプの色は黄色かオレンジ、赤の場合もあります。要するに「注意、危険」なランプの色ということです。このランプがチカチカ点滅しているときは、【データ通信中】なので、【絶対に】カードの抜き差しをしちゃイケマセン。
◆スポンサードリンク で、ある日の風景。
目の前でお客さまが、カードリーダーをパソコンにつないで、SDカードを差し込みました。でも、パソコンになかなか表示が現れない。「あれ?おかしいな?」「接触が悪いのかな?」とお客さま。
見ると、USBケーブルの根本が外れて中の線が見えています。日常的にケーブルを持って引っ張ったりしてけっこう雑な扱いをしている様子。
「今、触らない方がいいですよ。」と説明をしようとした矢先・・・。
私「あ。」
アクセスランプが点滅している間に、抜いちゃいました。
私「それをやると、データがとんじゃいますよ。」
再度接続をすると、無事、アイコンが現れました。
二人、ほっとしたことは言うまでもありません。
で、開いてみると・・・。
明らかにデータの数が少ない。
私「やっちゃいましたね。」
そこから、復元ソフトをダウンロードして、1時間くらい復元作業をしてみて、どうやら復元できそうだということで、ソフトの代金をクレジットカードで支払い、無事復元できました。 半日の仕事がパーになるところでした。
やれやれ。
この場合、ソフト代金+α(手数料)を別途いただくことになります。
このあと、SDカードを抜き差しする正しいやり方「安全に取り外す」を説明して、万が一のときは、すぐであれば、復元できる可能性があることを説明して理解していただきました。
もちろん、SDカードだけでなく、USBフラッシュメモリも同様です。
気をつけましょう〜。
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